海岸の様子

ウミガメが来る海岸のようす

 この海岸を訪れた日は10月のも半ばにさしかかろうというのに、お昼の時間帯は汗ばむ陽気でした。多少雲はありますが、非常にいいコンディションでした。海岸に到着すると、潮がひいていたため、海底の岩やサンゴの様子まではっきりと見て取れる透明度の海に目を奪われました。

ウミガメが卵を産んだ場所

 海岸を歩いていると、ところどころに赤いペンキで印がつけられた石を目にします。地元の人に聞くと、この石が置いてあるところが、ウミガメが卵を産んだ場所だということです。

産卵の目印

 よく見ると、この目印の石は波打ち際から50メートルほど離れたところ、アダンの木が生い茂る場所の近くに多くあります。産卵をしに上陸した母ガメは、こんなに海から離れた場所まで一生懸命のぼってきたんですね。

 ちなみに、アダンとはこんな木です。パイナップルに非常によく似た実がなります(食べられませんが)。 アダン

ウミガメ産卵数は激減しているそうです

じつは、ウミガメが産卵のために上陸する回数は、非常に減っているそうです。ウミガメの産卵時期がちょうどゴールデンウィークに当たる時期であるため、キャンプ客を恐れて上がってこない、砂浜のゴミによる汚れなど、いくつか理由があります。

 しかし、地元の人に聞いて、「これは許せない」と思ったのは、産み落とされた卵を採っている輩がいるそうなのです。ウミガメの卵は結構おいしいらしく、地元の人に聞いても、昔はよく食べたものなのだそうです。(それどころか、カメの肉もよく食べたんだとか。アカウミガメはおいしくて、アオウミガメはまずくて、タイマイは食べると中毒を起こすんだそうな)ただし、ウミガメの個体数自体が減少している現状で、卵をとるのは許されないことだと思います。

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